業務ソフトの「かるがるできる」「らくだ」シリーズ

大和基礎設計 株式会社 様

給料らくだプロ

 

※本記事の内容は、取材当時のものです


経理の経験・知識がないエンジニアでも、迷わずに使いこなせた!
2~3日の作業だった給与計算が、わずか1時間弱で完了!

代表取締役
室矢 三郎 様
(むろや さぶろう)
大和基礎設計(やまと きそ せっけい)株式会社 様

あらゆる建設工事や環境の保全に欠かせない、地質調査を主な業務とする大和基礎設計様。
経理経験のないエンジニアだった方が『給料らくだプロ』を使いこなすことで、給与計算を短時間で確実に処理。
面倒な税額や保険料の変更にも『年間保守サービス』でバッチリ対応!

経理
勇谷 鷹宇 様
(いさみや たかひろ)

建設工事、環境整備事業などに欠かせない、地質調査を業務とする大和基礎設計株式会社

 大和基礎設計株式会社様は、1975年4月の設立以来、一貫して地質調査を主要業務として行ってきました。地質調査は、日本の国土開発の上で欠かせない、重要な役割を担っています。
「ビルから一軒家まで、すべての建物を支えるのは地盤、『土』です。私たちの業務は、この『土』の分析・調査を行い、その土地が、建設される予定の建物などの地盤として、どれほどの強度を持っているかを明確にします」(代表取締役 室矢三郎 様)
地質調査は、すべての建設工事に先立って、必ず行われる重要な作業。戸建住宅、ビルなどの一般的な建物から、上水道・下水道、道路、橋梁、トンネル、堤防、擁壁など、あらゆる建設工事の礎となる業務です。

設立当初は5人でスタートした大和基礎設計様は、2011年9月現在、正社員17名、パート・アルバイトが4名の計21名体制まで業容を拡大。創業した東京都多摩市から調布市に拠点を移しました。
経理については、設立当初からのメンバーである元銀行員の経理担当者が、一手に引き受けていらっしゃいました。しかし元経理担当者は、約10年前に定年退職。その後もしばらく会社に留まって経理を見ていたものの、約5年前にご高齢を理由に職を退きました。そこで、室矢様から経理を任されたのが、当時エンジニアだった勇谷様。その理由について、室矢様は次のように語りました。
「経理というのは、社員全員の給料を知り、現金も扱う重要な役割。私も外出が多いため、金銭に関することは任せきりになります。そこで、まず考えるのが『信用できる人間』ということ。そのため、新しい人員を雇うということは一切考えませんでした。勇谷は信用できる上にエンジニアとしても優秀で、未経験であっても経理の仕事をきっちりとこなしてくれると考えました」(室矢様)

昔ながらの『手書き』が大変で、給与ソフトの導入を決意
名前と機能のシンプルさに惹かれて、『給料らくだプロ』を購入

約5年前、いきなり経理に抜擢された元エンジニアの勇谷様が、その当時の様子を振り返ります。
「最初に引き継いだ時は、給与明細は全部手書きでした。最初は面白くて、苦には感じませんでしたが、毎月となると大変で…。基本給をベースに、その月の給料を算出して、所得税や保険料を計算して、給与明細を人数分作成して、確認して、訂正して…。この作業に2~3日はかかっていました。そこで社長にお願いして、給与ソフトを購入させていただくことにしました」(経理 勇谷鷹宇 様)

毎月の全社員分の給与計算に加えて、頻繁に行われる税制の改正や保険料の改定にも気を配らなければならないことにも限界を感じた勇谷様は、給与ソフトを探しに家電量販店に足を運び、『給料らくだプロ』に出会いました。
「家電量販店に行ったら、給与ソフトがいっぱいあって驚きました。その中で『給料らくだプロ』を選んだのは、名前に惹かれたからです。『らくだ』と書いてあったので(笑)。また、他のソフトと比較して、給料なら給料と機能が独立しているのが気に入りました。専用のソフトとして、シンプルに特化しているのが良いですね」(勇谷様)

会計、伝票作成など、既存の経理・事務については、それぞれ個別のソフトウェアやフォーマットを使用している状況の中で、給与ソフトは給与ソフトとして、独立した機能を有しているものが良いと考えられていた勇谷様。商品名と共に、そのお考えに合致するソフトウェアとして選ばれたのが『給料らくだプロ』でした。その他の要素として、「もちろん、他社よりも圧倒的に安い価格もあります」という点も挙げてくださいました。

経理の知識がなくても給与計算ができた!
2~3日の給与計算業務が、1時間弱で処理できるようになる

「勇谷はもともと経理のプロというわけではないし、給与計算業務を簡素化して、わかりやすくする必要は感じていました。導入した『給料らくだプロ』は、期待通りの役割を十分に果たしてくれたようです」と語る室矢様。その成果は、給与計算にかかる時間に如実に表れました。

「手書きの時は2~3日かかっていた給与計算が、1時間もかからずにできるようになりました」(勇谷様)
まったく経理の知識がなかった勇谷様は、最初こそ項目名などに戸惑いを感じたものの、操作を試すうちに基本的な給与計算をマスターされ、導入してすぐに、問題なく給与明細を作成できたということです。
「基本的な操作がわかりやすいように表示されているし、項目名もじっくりと見ていけば理解はできる。『給料らくだプロ』を使って基本的な給与計算をするのは、難しいことではありませんでした。無料の電話サポートなども、今まで使用したのは1、2回程度です」(勇谷様)

「導入もスムーズだった」と、勇谷様。初期入力を行った後、「給与明細書」画面でまず1名分の給与明細を作成。名前の入力、基本給を含む社員情報の入力などを行うことで、税額、保険料まで計算され、差引支給額が算出されるのを確認すると、あとは同じ要領で、簡単に全社員分の登録を終えることができたと言います。
「最初こそ全員分の入力作業があったので時間はかかりましたが、次の月からは、前月の分を複写して、残業などの必要な数字を入力するだけなので、本当に楽になりました」(勇谷様)
現在、『給料らくだプロ』を使って、正社員17名分の給与計算を1時間足らずで行っておられます。

『給与明細書』『賞与明細書』の他、『賃金台帳』『源泉徴収簿』を活用
『年間保守サービス』も、購入時から継続して利用

毎月の『給与明細書』、年に2回の『賞与明細書』の他、勇谷様が活用されているのは、『賃金台帳』『源泉徴収簿』『年末調整』などの機能です。
「『賃金台帳』は、本当に頻繁に使います。各社員の保険料などを確認するなど、とても役立っています。特に、定年退職後に引き続き雇用している社員については、『高年齢雇用継続給付』があり、役所に賃金台帳を提出する必要があります。その時も、『給料らくだプロ』の『賃金台帳』をプリントアウトして提出すれば、面倒なことは一切ありません」(勇谷様)
『高年齢雇用継続給付』は、定年後再雇用された方に対して、雇用保険から給付される手当。給付を受けるには、引き続き雇用保険に加入できるかどうかなどの条件がありますが、それらをクリアして、支給申請書を提出すれば、定年後も働く方が支給を受けられます。その申請の際に、賃金台帳は必須の書類。勇谷様は、その書類を『給料らくだプロ』の『賃金台帳』を印刷することで、活用されています。

その他、勇谷様に非常にご満足いただいているのが『年間保守サービス』です。
「給与計算を引き継いで一番面倒だったのが、税額や保険料の変更などを確認することでした。そして変更があれば、前月とは違う計算をしなければならない。しかし、『年間保守サービス』を利用することで、この問題はすべて解決できました。税額や保険料の変更があればすぐに対応版を送ってくれる。特に当社では、経理に使用しているPCを、ネットワークや他のPCと繋げずに単独で使用しているので、対応版をCD-ROMで送ってくれるのが助かります。しかも、料金が安い。本当にこれでいいの?と心配になってしまうほどの値段で、とても良心的だと思います」(勇谷様)
給与計算を煩雑にする要素のひとつとなっているのが、法改正や保険制度の改定による、税額・保険料の変更。これらを常に把握し、適時に対応し続けるのはとても大変なことです。BSLでは、お客様のこのような負担を少しでも軽減できればと、リーズナブルな価格で『年間保守サービス』を提供しています。このサービスが、勇谷様のようにご満足のうちに利用されていることは嬉しいことです。

細心の注意を払い、バックアップデータを保護
今後はさらに、『給料らくだ』のあらゆる機能の活用を計画中

大和基礎設計様が、経理を処理するPCを、インターネットへの接続やLANによる他PCとの接続を行わずに独立した形で利用しているのは、経理関連のデータを徹底的に守るためです。そのために、バックアップにも細心の注意を払っています。
大和基礎設計様がデータのバックアップを徹底するのは、かつて、他社から預かったメディアからウィルスが感染し、データが消滅してしまうというアクシデントがあったためです。幸い、業務に支障はなかったものの、その後は、経理関係のPCを現在のような独立した状態にしてウィルスの侵入経路を断ち、データをこまめにバックアップするようになりました。

「給与関連データのバックアップは、『給料らくだプロ』による自動バックアップに加え、専用のUSBメモリ2個に毎月バックアップを取り、保管しています」(勇谷様)
勇谷様が『給料らくだプロ』を使い始めてから5年。経理マンとしても知識と経験を蓄積し、バックアップまでも万全の体制で行うようになった勇谷様は、『給料らくだプロ』の機能についても、さらに把握できてきたと実感されています。今までは分散して行っていたさまざまな業務も、『給料らくだプロ』でできることがわかってきたということです。

「いろいろとソフトをいじっているうちに、この機能もあるんだ、あの機能もあるんだということがわかってきました。期中に書類の形式やシステムなどを変えると混乱が生じますので、すぐにはできませんでしたが、新しい期に入ったら、いろいろと試してみようと思っています」(勇谷様)
勇谷様がさらに使用しよう考えておられるのは、『金種表』『人事考課票』などの機能の他、自由な項目設定、複数のデータファイル利用などです。
「当社は給料を手渡ししていますので、金種表は必要な機能。今までは別のソフトを使用していましたが、今後は『給料らくだプロ』の『金種表』利用を検討しています。人事考課票については、現在も試用していますが、今後は室矢社長とも話し合って、より実用的に利用できればと思っています。自由な項目設定は、今までも必要に応じて数回使用したことはありましたが、今後はより実際的に活用したいと考えています。さらに、現在は、社員が『給料らくだプロ』、パート・アルバイトは手書きの明細書という使い分けをしていますが、『給料らくだプロ』上でパート・アルバイト用のデータファイルを作成し、対応するつもりです」(勇谷様)
今後も『給料らくだプロ』は、勇谷様にとってさらに活躍の場を広げていく、必要不可欠なツールとなっているようです。

今の業容を維持しつつ、仕事を楽しみ、新しいことにもチャレンジ!
「『給料らくだプロ』を使い続けます!」

主に官公庁からの依頼を中心に、日本全国を飛び回って業務を行う大和基礎設計株式会社様。今後の展望について、代表取締役の室矢様は、次のように答えてくださいました。

「正直言って、会社の規模としては今ぐらいが適切だと思っています。社長と社員が顔を合わせて意思の疎通を図ることができて、仕事を共有できる。その上で、みんなで楽しく仕事ができればと考えています。近年では、『ビオトープ(都市内で生物が生態系を育むことのできる自然空間)を造る手伝いをしてほしい』など、興味深いご相談もあります。今の仕事を楽しみながら、さらに楽しい仕事にみんなで取り組んでいければ、言う事はありません」
学生時代から地質調査にのめり込み、今もその仕事を愛してやまない室矢様。その情熱と温かさは、約20名という業容だからこそ、社員一人ひとりに伝わるのかもしれません。

社内のシステムやソフトウェアについては、現状で十分整っているという室矢様と勇谷様。今後は、細かい機能ごとに分散しているソフトウェアなどを、いかに集約して効率を高めるかということを考えておられるようです。その点で、『給料らくだプロ』のすべての機能が、お役に立てれば嬉しい限りです。
「地質調査の世界は、調査方法から使用する機器まで、日進月歩しています。また、自然災害による被害が増えていることから、さらに新しい対応が求められるかもしれません。そのような変化に耐えうるよう、社内の環境を整え、新しい技術に精通することが、今後の当社にとって大切なことだと思っています」(室矢様)

大和基礎設計の中にあって、今やすっかり経理という仕事になじんだ勇谷様は、給与計算について『給料らくだプロ』への信頼感を示してくださいました。
「給料計算は、機能、サービス共に『給料らくだプロ』で十分。私は『給料らくだプロ』を使い続けます!」(勇谷様)
BSLは、さらなる機能充実、ご満足いただけるサービスのご提供を続けることで、その信頼にお応えします。

 

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