以前のバージョンと比べ、以下の機能強化や改良が加えられています。

科目・補助科目に「請区(請求書区分)」欄を追加しました。

インボイス制度の仕入税額控除の処理に対応し、仕入がインボイス(適格請求書)による取引なのか、従来の区分記載請求書による取引なのかを、区別できるようにしました。そのために科目台帳・補助科目台帳に「請区」欄が追加され、「適格(適格請求書)」と「区分(区分記載請求書)」を選択できるようになりました。(既定値は「適格」)設定した内容が明細入力時の既定値となります。設定するのは「入出金区分」が「出金」に設定されている科目・補助科目のみで、「入金」の科目・補助科目には設定できません。

帳簿に「請区(請求書区分)」「仕控(仕入控除)」欄を追加しました。

帳簿の入力画面に「請区」「仕控」欄を追加し、帳簿の各明細の請求書区分と仕入控除の種類を選択できます。

少額特例に対応する機能を追加しました。

一定規模以下の事業者に対する事務負担の軽減措置(少額特例)の適用対象事業者である場合、1回の取引の課税仕入れに係る金額(税込み)が1万円未満である場合には、インボイスの保存がなくても帳簿の保存のみで仕入税額控除(100%)が可能です。
これに伴い、少額特例の適用事業者である場合のチェック機能が追加されました。

令和5年分の申告に対応

2023年分(令和5年分)の記帳および決算・申告処理に対応します。(別途提供される「対応版プログラム」のダウンロードが必要です)