■送信者表示名および送信先表示名について

MailPersonalizerはRFCに準拠したメールを送信することができます。RFCとはインターネット技術の国際標準を議論策定しているIETF(Internet Engineering Task Force)により作成された公式文書です。その文書にはメールの転送プロトコルやメールヘッダの形式などについての記述も収められています。RFCに関するさらに詳しい情報をお求めの方は(社団法人)日本ネットワークインフォメーションセンターのRFC-JPページをご参照ください。また、インターネット上の検索サイトでRFCを検索すると数多くの情報を得ることができます。

MailPersonalizerで送信されるメールにはRFCに準拠したメールヘッダが付与されることになります。MailPersonalizerでは送信者の意図を的確に反映させるようにするため、送信者(From:句)および送信先(To:句)部分に様々な設定を行なうことができます。

このページではこれらの設定方法および表示結果についてご説明いたします。設定はすべてMailPersoalizer Clientのメインメニューの送信設定から行なうことができます。送信者(From:句)については[サーバー]タブから、送信先(To:句)については[送信]タブから設定を行なうことができます。

 

 

●送信者(From:句)の設定

送信者(From:句)は下図[サーバー]タブ内の「送信者メールアドレス(Reply-To)」「送信者表示名(From)」「送信者表示名にアドレスを付加(From)」の3項目を適切に設定します。

 




設定方法および表示結果

 

設定
すべて空欄の場合。
送信時ヘッダ

(無存在)
中継時ヘッダ
例1)(無存在)

例2)From: user@domain.com
メーラーでの表示
例1)(無表示)

例2)user@domain.com
これは送信者名を表示させない場合の例です。

例2)多くのメールサーバーは自動的に"From:句"を生成するので、ご利用のメールサーバーでどのように送信されるかテストすることをお勧めいたします。

注)"From:句"および"Reply-To:句"のないメールを中継しないメールサーバーをご利用の場合、この設定ではメールを送信することはできません。

 

 

設定
「送信者メールアドレス(Reply-To)」のみに「user@domain.com」を指定。
送信時ヘッダ

Reply-To: user@domain.com
中継時ヘッダ
例1)Reply-To: user@domain.com

例2)Reply-To: user@domain.com
From: user@domain.com
メーラーでの表示
例1)(無表示)

例2)user@domain.com
これは送信者名を表示させずに返信アドレスを指定する場合の例です。

例2)多くのメールサーバーは自動的に"Reply-To:句"を複写して"From:句"を生成するので、ご利用のメールサーバーでどのように送信されるかテストすることをお勧めいたします。

 

 

設定
「送信者表示名(From)」のみに「送信者」を指定。
送信時ヘッダ

From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=
中継時ヘッダ
例1)From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=

例2)From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=@smtp.domain.com
メーラーでの表示
例1)送信者

例2)送信者@smtp.domain.com
これは送信者名を「送信者」と表示し、メールアドレスを隠蔽する場合の例です。日本語なのでMIME-Bエンコーディングが行なわれます。

例2)多くのメールサーバーは自動的にメールサーバーの"ドメイン名"を付加して"From:句"を生成するので、ご利用のメールサーバーでどのように送信されるかテストすることをお勧めいたします。

 

 

設定
「送信者メールアドレス(Reply-To)」に「user@domain.com」を、「送信者表示名(From)」に「送信者」を指定。
送信時ヘッダ

Reply-To: user@domain.com
From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=
中継時ヘッダ
例1)Reply-To: user@domain.com
From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=

例2)Reply-To: user@domain.com
From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=@smtp.domain.com
メーラーでの表示
例1)送信者

例2)送信者@smtp.domain.com
これは送信者名を「送信者」と表示し、返信メールアドレスのみ指定する場合の例です。日本語なのでMIME-Bエンコーディングが行なわれます。

例2)多くのメールサーバーは自動的にメールサーバーの"ドメイン名"を付加して"From:句"を生成するので、ご利用のメールサーバーでどのように送信されるかテストすることをお勧めいたします。

 

 

設定
「送信者メールアドレス(Reply-To)」に「user@domain.com」を、「送信者表示名(From)」に「送信者」を指定。
送信時ヘッダ

Reply-To: user@domain.com
From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=<user@domain.com>
中継時ヘッダ
Reply-To: user@domain.com
From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LjxUGyhK?=<user@domain.com>
メーラーでの表示
送信者
恐らく最も一般的な指定方法と思われます。日本語なのでMIME-Bエンコーディングが行なわれます。メーラーでの表示も問題ありません。

 

 



●送信先(To:句)の設定

送信先(To:句)は下図[送信]タブ内の[送信先表示名(To)]部分にある「メールアドレス」「指定表示名」「仮想メールアドレス」の3項目を適切に設定します。




設定方法および表示結果

 
設定
メールアドレスを選択。
送信時ヘッダ

To: user@domain.com
中継時ヘッダ
To: user@domain.com
メーラーでの表示
To: user@domain.com
メールアドレスは送信先データベースから直接引用されます。

 

 

設定
指定表示名を選択し、他は空欄。
送信時ヘッダ

(無存在)
中継時ヘッダ
(無存在)
メーラーでの表示
(無表示)
これは送信先名を表示させない場合の例です。

 

 

設定
「送信者表示名」のみに「送信先」を指定。
送信時ヘッダ

From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LkBoGyhK?=
中継時ヘッダ
例1)From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LkBoGyhK?=

例2)From: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LkBoGyhK?=@smtp.domain.com
メーラーでの表示
例1)送信先

例2)送信先@smtp.domain.com
これは送信先名を「送信先」と表示し、メールアドレスを隠蔽する場合の例です。日本語なのでMIME-Bエンコーディングが行なわれます。

例2)多くのメールサーバーは自動的にメールサーバーの"ドメイン名"を付加して"To:句"を生成するので、ご利用のメールサーバーでどのように送信されるかテストすることをお勧めいたします。

 

 

設定
「仮想メールアドレス」のみに「virtual@domain.com」を指定。
送信時ヘッダ

(無存在)
中継時ヘッダ
(無存在)
メーラーでの表示
(無表示)
「指定表示名」に指定がないので「仮想メールアドレス」は無視されます。

 

 

 

設定
「指定表示名」に「送信先」を、「仮想メールアドレス」に「virtual@domain.com」を指定。
送信時ヘッダ

To: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LkBoGyhK?=<virtual@domain.com>
中継時ヘッダ
To: =?iso-2022-jp?B?GyRCQXc/LkBoGyhK?=<virtual@domain.com>
メーラーでの表示
送信者
日本語なのでMIME-Bエンコーディングが行なわれます。メーラーでの表示も問題ありません。

 


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