Q:質問
「平成26年4月8%消費税対応版」では何が変わりましたか?
 A:回答
「8%消費税対応版」では以下の機能が追加されておりますのでご確認ください。
 
■8%の税区分を追加
「仕訳帳」等の帳簿入力画面にある[税区分]欄([相手税区分][借方税区分]等、名称は画面によって異なります)で選択できる項目に、「課税売上8%」等、8%用の税区分が追加されました。
例えば、「売上高」科目(税区分:課税売上)の場合、2014年3月31日までの日付で入力された仕訳であれば、自動的に「課税売上5%」が設定され、2014年4月1日以降の日付で入力された仕訳であれば、自動的に「課税売上8%」が設定されます。
※自動表示される税区分は勘定科目に設定されている税区分によって変わります。
 
 ※画像は「仕訳帳」です。
 
なお、経過措置により、2014年4月1日以降の日付で「課税売上5%」にしたい場合には、[税区分]欄を直接変更することができます。対象明細にすでに金額が入力されていた場合には、税区分の変更と同時に、自動的に消費税が再計算され自動記入されます。
※2014年3月31日以前の明細で、8%用の税区分を選択することはできません。
 
 ※画像は「総勘定元帳:売上高」です。
 
■設定に「税区分の自動変更時に確認メッセージを表示する」を追加
[設定]−[消費税設定]項目に「税区分の自動変更時に確認メッセージを表示する」が追加されました。(初期状態ではチェックが付いています)
既存の仕訳行の日付を変更する際、改正前の日付→改正後の日付、または改正後の日付→改正前の日付に変更した場合、「税区分の確認」メッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、その日付に適切な税区分に自動的に変わり、消費税も再計算されます。
 
例1:2014/4/1より前の明細(税区分:課税売上5%)を、2014/4/1に変更した場合
 
例2:2014/4/1の明細(税区分:課税売上8%)を、2014/3/31に変更した場合
 
■消費税額試算表に「税率毎の内訳を表示する」機能を追加
「消費税額試算表」画面に、「税率毎の内訳を表示する」のチェックボックスが追加されました。これにより、勘定科目ごとに5%・8%の内訳を表示することができます。
 
■8%税区分のエクスポートに対応
[設定]−[データファイル]項目−[データ出力(エクスポート)]ボタンから仕訳内容をエクスポートする場合、仕訳の[税区分]欄に対応して、「課税売上8%」等、8%税区分の表記が出力されるようになりました。

この資料は以下の製品について記述したものです。
会計らくだ7/7.5